小さな水槽でお魚を育てる趣味をアクアリウムなんて呼びますが、
海の魚を育てる場合、海水魚アクアリウムと呼んでいます。
でも私は、海水魚飼育って呼んでます。他のカッコイイ呼び名あんまりピンと来ないんですよね^^;
この海水魚飼育ですが、飼育者人口、すごく減っていると思います。
3.11東日本大地震の時からだと思ってるけど、海水がこぼれたり、水槽割れたり、停電断水とか・・・
今思えば、管理すごく大変だったから、気持ち少しわかります。
でも、私は言いたい。
「この趣味とても面白いですよ!是非また始めてください」と。
そこで、初めて海のお魚を育てたいと思ってくれた方のために、
心得というか、コツと言うか、考え方をお教えします。
超本格的な趣味でやるなら、他の趣味と同じ様にお金も、時間もかかるけど、
魚を悲しませず、海の奇跡を感じられる程度なら、そこまで大変じゃないです。
この事を参考にして下さい。
①お魚を、ワンちゃんや猫ちゃんと同じペットとして考えてあげてほしい。
②海の歴史は46億年なんだから、1,2日で海水作れると思わないでほしい。
③自然の海には、何があって、水槽では何が無いのか考える趣味であってほしい。
すこし、精神論地味てるけど、少し解説します。
①は、買ってきたばかり小さな室内犬をいきなり、暑い部屋や屋外で飼ったり、
ステーキ肉あげたりしないのと同じように、お魚が住む環境がすごく大事です。
そうなると①と②は同じ事を、言っているのだけれど、
魚を飼う前に、海水の準備が非常に大事です。
お魚を迎える前に46億年の時を考えながら、じっくり海水を準備してください。
何の準備もしていないのに直ぐにお魚を水槽に投入してはいけません。
酸素の少ない、トゲだらけの部屋にペットを入れる様なものです。
人口塩を入れて、少なくとも1か月以上待つことが重要です。
地球の海は硫酸の海や炭酸の海、生物の居ない海などを経て、今に至る事を思えば、
1,2か月なんて直ぐですよ。今水槽の中はどうなってるのか?を考えながら過ごしましょう。
すると、茶色いコケが生えて、赤いコケが生えて・・・、それも消えます。
そして③です。
海には波があって、酸素がたくさんあります。でも、大波ではなく、地獄温泉の様な、
ブクブク過ぎてもいません。そんなことを考えて、エアーポンプをつけたり、
光をつけたり、海面をゆらゆらさせたりする装置を設置します。
これだけで、サンゴ礁は作れないけれど、そのあとに入れたお魚は、そう簡単には死にません。
ほんとに長く、かわいいペットでいてくれます。具体的なノウハウは全く書きませんでした。
参考になるサイトが、いっぱいありますのでそちらを参考にされてはと思いますが、
この事だけは覚えていてほしいと思います。
神秘と幸せがつまった「海水魚飼育」ぜひ、ご検討ください。