前回の記事でご紹介した「運び屋」のイーストウッドを追う捜査官役だった、
ブラッドリー・クーパーは、イーストウッド監督作品で主演を務めている映画があります。
それが、今回紹介する「アメリカンスナイパー」です。
運び屋を見ると、どうしても、この映画を思い出してしまう為、一緒にご紹介します。
テキサスの典型的なアメリカ男(カウボーイで、夢を追い、9.11を憎んでいる)が、
国に尽くしたいと、ネイビーシールズ(アメリカ特殊部隊)の入隊プログラムに、
参加する所から、話しは始まります。
晴れて、シールズのスナイパーとして認められ、初任務の直前に結婚し、子供も授かります。
そんな、屈強な体と、幸せの絶頂にいる彼であっても、戦争やライフルで人を殺す行為と
いうものは、身体や精神、日常の生活に悪影響を与えてしまうのです。
そんな彼と、彼の帰りを待つ家族の、葛藤を表現した映画となっています。
「俺は悪党を倒したいだけだ」
「君たちをまもりたい。君たちの為なんだ」
真面目な男が、やはりここでも、自分の信念を信じて生きている。いや、生かされている。
この映画を見た後に、私は、米復員軍人のストレスについて調べましたが、
日経ビジネスの記事によると、年間8,000人もの元軍人が自殺しているという。
アフガニスタン・イラクの戦争で亡くなった人は過去13年で6,800人だそうで、
自殺される方が非常に多く、戦争後も戦争が続く事が分かりました。
多くの戦争映画は、戦争の空しさを表現することが多いですが、この映画も、
そんな空しさを、凄く考えさせられる映画でした。また最後の映像もね・・・。
そして、アメリカ女性の男性のタイプが、ガチムチで髭を生やした、家庭的な人という
のを聞いた事がありますが、分かった気がしました^^;
コメント
久し振りに入ってみたら結構頻繁に挙げてますね。私もクリント・イーストウッドの映画は大好きです。運び屋・アメリカンスナイパー視聴しました。他にも沢山観てますが、推しはグラン・トリノ、ミリオンダラー・ベイビーかなァ…既に観ていたらスミマセン。彼の作品は泥臭くて人生を考えさせるよね!
yanagyuさんコメントありがとうございます。ミリオンダラー・ベイビーとか悲しい映画ですが、いい映画ですね。共有出来て嬉しいです。