「一人旅」やってみたいなぁと思われる方も多いのではないかと思います。
家族や恋人、友人との旅行は確かに楽しい。私も学生時代に旅行サークルを主将として運営
していた過去があるだけに、大勢で羽目を外して遊ぶ事の爽快さは、十分わかります。
ですが、この「一人旅」の魅力も他にはない贅沢さと自由さが、他の旅行にはない魅力です!
でも「一人旅」は全て自分に任されているだけに、色々決断しにくいものです。
それで困って、google先生に「おすすめ一人旅」を検索してしまう・・・。
有名な公園や、絶景の見える丘。綺麗だけど何か違う。やっぱり恋人と来るべきだ・・・。
高級旅館で高級ディナー。うん、凄く美味しいけど、なにか寂しい。
やっぱりおいしい料理には、話す人と話題が必要だ。誰かと来るべきだったかも。
一人旅は、選択を間違えると、心に何となく穴が開いてしまう事もあります。
そこで、私が実施する、楽しめる(楽しめた)旅を紹介します。(相変わらず前置き長い^^;)
いきなりですが、ずばり、
目的を設定する事
です。おいおい、一人旅は自由が売りなんじゃないの‼と怒られそうですが、
自由の為に、実は小さな目標がとても重要です。結婚相手見つけようとか、自分探ししようとか、
だと、目標が大きすぎます^^
「旅が終わった時に、この目標が達成されてればいいな」これぐらいの目標です。
少し話が反れますが、陶器の世界では、「一楽、二萩、三唐津」という言葉があって、
抹茶茶碗の格付けが示されています。山口県萩市萩焼、長崎県唐津市唐津焼・・・
へ~知らなかった。どこかの雑誌で見かけた言葉でした。
よし!この3つのお猪口(おちょこ)を現地に行って揃えちゃおう!
これが、私が設定した「一人旅」の目標です。
この目標を決めると行動は早くなります。
行く所は、陶器の産地の元祖か窯元。行く場所は遠い所から、唐津→萩→滋賀。
お猪口を買うんだから、日本酒が飲める小料理屋で料理も勉強しちゃおう。
だから、高級ホテルで無くてもいいや。こんな感じでどんどん話が進みます。
そして、一人旅の自由さが出るのが空き時間。空いた時間ですぐ検索して、
近場の名所や、有名レストランに向かう事が出来ます。
今回は、博多のイカ料理と、出雲大社に寄り道できました!
家に帰った時には、3つのお猪口と窯元の風景や歴史の知識。地域料理の思い出が
しっかり残ります。骨董品が趣味の人とも茶碗の会話が成り立つ程です!
旅行に行けない時でも、お猪口を触るだけで、旅行の思い出が、
よみがえる。ほんと素敵な旅行になりました!
この「目的を設定する」に関しては、色々あるかなと思います。例えば、
特別な御朱印集めたり、3種類の源泉温泉に行ったり、各地の河童伝説を確認したり。
達成すると、情報が複数あるので、他人よりちょっと専門家になれます。
是非、「一人旅」を色々検討されたらいかがかなと思います。
旅行から家に帰って、一楽二萩三唐津を、再度、調べました。
「あれっ楽焼って、信楽焼じゃないの?」
一楽の楽は京都楽焼の事で、私は勘違いして滋賀の信楽焼を買いに行ってしまいました^^;
あちゃ~壮大な間違え、やっちゃったな。でもいいか。
よし!次は本当の楽焼を買いに京都に行こう。そんな目標も新たに立てられました。
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