映画の醍醐味として、見終わってスカッとする映画も、本当にいいもんです。
でも、見終わって、スカッとするのもいいけれど、更に勉強になったな~と、
同時に思ったら、それはもう最高のひとときだと思いませんか?
そんな最高のひとときを与えてくれたのが、この『マネーショート(英名The Big Short)』です。
株の世界では、歴史的な大暴落がありました。いわゆるリーマンショックです。
今の日経平均は30,000円を超えそうだとの状況ですが、
この2008年の日経平均は7000円台に突入しました!
不動産バブルが破綻して、リーマン・ブラザーズという巨大証券会社が消滅しました。
そんなイベントを再度勉強している時に、この映画を知り観て、非常に驚いたものです。
登場人物は何人かいるのですが、全員キャラが濃い!
「マネーショート」のショートとは、株用語で空売りを意味します。難しいので、割愛しますが、
アメリカの殆どの人が、上がると疑わなかった土地価格を下がると予想した男たちの実話です。
自分を信じて、信念を曲げない。その維持には、痛みも気持ちも伴う。
そして、そこまで考える人たちは、単にお金だけの事を考えている訳ではない(と思う)。
株や経済に興味がない人でも、映画の途中に漫画で解説もしてくれているので、
とても分かりやすい内容にもなっています。
当然、株や投資に興味のある人にもぜひ見てもらいたい映画です。
登場人物が、このイベントの後に、投資している商品は「水」とアナウンスされます。
映画の中では、少し、馬鹿にしたような言い方なんですが、
今となっては、とても暴騰しています。
「うわー見た後に買っとけばよかった」と、思った私は、
この映画の教訓を全く活かしていないのだと今更ながら思います・・・。
皆さんの将来に幸あれ!
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