戦争映画では当然、感動する事は無いのですが、
私はこの作品の最後に、少し涙が出ました^^;
スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の大作で、戦争描写が非常に鮮烈です。
苦手な人がいるのもわかる気がします。
第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦に参加した男が、
新たな任務を任される。その任務は、四人兄弟のうち唯一生き残っている可能性のある
末っ子のライアン二等兵を救出帰宅させること。
第二次世界大戦の敵陣真っただ中で、かつ飛行機からの降下で行方知れずの男ライアンを、
精鋭部隊8人で探し出すという非常にむなしい作戦であった。
本編前半では、戦士目線で戦争の惨劇がリアルに描かれていて、
内臓は出るは、身体は半分になるは、グロ系が苦手な方は見れないかもしれません。
このリアルさは、全編を通じていて本当に重い映画となっています。
私は少しだけ付き合いで、戦争ゲーム(相手と撃ち合うタイプ)で遊ぶのですが、
この映画を観た後は、ちょっとゲームをするのを躊躇してしまいました^^;
本当の戦争は、絶対しちゃだめ・・・。
でもこのリアルさだけの売りで終わらないのが、スピルバーグの凄い所です。
映画の最後に、高齢の男が過去を振り返り「自分はいい人生を送ったのか?」と投げかける。
後ろで、息子夫婦と4人の孫が彼を眺めています。
私も歳をとった時、自分に質問を投げかけるのでしょうか。
雨の日に戦争映画をみると、しんみりしちゃうので、これからは気をつけよっと。
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