深夜に見たら絶対ダメな「飯テロ」映画を紹介します。
アメリカ、マイアミで人気のファストフード「キューバサンド」を題材にした映画
「Chef(シェフ)」です。
町で人気の料理店で働く雇われ料理長のカールは、
料理一筋ではあるが、妻に捨てられ、息子もほったらかし。典型的な仕事一筋ダメ男です。
ある日、雑誌でも有名な大物料理評論家(フードライター)が、店に来る事が決まり、
心機一転、ここが勝負とばかりに、新メニューを出す準備をしていた。
しかしその当日、店のオーナーが、「現状人気の店なんだから定番の料理を出せ」と命令され、
反発はしたものの仕方なくいつもと同じメニューを出すことになる。
スジとはずれるが、この時オーナーが言った言葉が妙に納得してしまった。
「The Rolling StonesがコンサートでSatisfactionを演奏しなかったら満足しないだろう」
「客が求めてるのは定番メニューだ!」。
新し物好きの私も、この言葉を言われたら、定番メニューを出してしまいそうです^^
だが結局、この料理は大物評論家にSNSで酷評され、
思わず激高したのが基で、店をクビになってしまう。
そして、88年製白のシボレーグラマンでフードトラックでのキューバサンド販売を始めるのだ。
主演のカールを演じたジョン・ファブローは、あの「アイアンマン」の監督である!
なんと多才な人であろう!
そしてこの映画は、しょぼくれた親父が逆転勝利を掴む的な安っぽい話ではない。
実に多くの事を教えてもらえる映画でした。
子供から教えられる事、友という存在から教えられる事、会社の一員である事、
SNSと言うもの、人と人との繋がりが活きるという事、仕事に年齢は関係ない事、
料理を作る事の素晴らしさ・・・ などなど。
観る人の、心に響くエピソードが満載の、本当に素晴らしい映画です。
そしてもちろん、キューバサンドがおいしそうな事!
絶対あなたも、YouTubeでキューバサンドの作り方を調べると思います^^
ダイエット中の方は、くれぐれも、寝る前に観ない事をお薦めします。
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