小屋をDIYしている時、お隣さんに「ロマンですね!」と声をかけて頂いた。
小屋造りは、まさに浪漫そのものだと思います。
その浪漫の果てに、外側断熱工法(風)と言う最新工法を真似て、小屋を自作しました。
「(風)ふう」と付けたのは、本来は、本職の施工業者さんが緻密に作り上げる代物なので、
完全素人の私が見よう見まねで造りましたとか言ったら絶対怒られちゃうからです。
外側断熱工法の説明は、少し置いといて、いわゆる一般的小屋の嫌なところを書きます。
①夏は死ぬほど熱くなる(拷問になるくらい)
②いわゆる「G」が住み着いてしまう(ぐえーこれはホント嫌!)
この2つを解消できる方法が、私は、この工法かもと思っちゃいまして、プランを考えました。
外側断熱工法とは、簡単に言うと、骨格の外側を断熱材でぐるりと覆い、さらにその外側と外壁の
間を通る空気の道を作ることで、暑い空気が建物内にこもらなくする工法の事です。
(合ってるかな?ほんと職人さん達に怒られそう^^;)
一般的な小屋の造りでは、柱と柱の間に断熱材を埋めて、断熱する方法なのですが、
どうしても素人では、断熱材の埋め方やカットが下手で、隙間が開いてしまいます。
そして、その隙間から熱気とGが徐々に入り込んでしまいます。
ですが、この工法では、骨格をべニアで止めたその外側をぐるりと断熱ボードで埋めます。
べニアで閉じたその上に更に、床から天井までぐるりと断熱材で覆うので、
ホントに隙間の少ない小屋が出来上がります。結果、気密性の高い小屋が出来上がります。
2枚の写真中に見える水色が断熱材。縦の角材は、断熱材を留めている押さえです。
この押さえを土台にして、外壁を張っていくと、断熱材と外壁の間に、空気の
通り道ができて、暑い空気が籠らずに下から上に逃げていきます。
暑い日には、カツラの様に乗せた(留めてるけど)屋根の隙間から、暑い空気が上って
来るのが分かりますよ。
今7月中旬ですが、一人でいるなら、ドア・窓閉め切ってても、問題なく過ごせます。
そして、何より虫さんがいまだに、中に入ってきていません^^!
現在、数少ない隙間が、5つの窓と、入口とびらの下の隙間になっていますので、
ここは細心の注意で造作しています。とびらについては、また改めてお話しします。
少し、話が長くなりましたが、これから小屋を造ろうとされる方で、浪漫あふれる方は、
外側断熱(風)をご検討されても良いのではと思っています。
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