映画が趣味と断言できるほど、本数は見ていないけれど、VRゴーグルを購入してから、
体力的に疲れた夜は、早めのベットで独り映画をする事があります。
VRゴーグルは、映画館にいる様な臨場感で、私一人の為に放映している様に感じるので、
とっても優雅な気分になれます。これはこれで別のブログで特集したい気分です^^
話し長くなりましたが、「おやすみ前の映画」コーナーの記念すべき1本目は、
クリント・イーストウッド主演監督の『運び屋』です。
「人生で初めて定年後について考えた時」に記事にした様な、仕事一筋に働きすぎて、
家族にも見放された90歳男が、最後に事業にも失敗し花農園を手放す所から始まります。
「インターネットにやられた・・・、何か見つけるよ・・・」そう言い残して。
金が無く、仕事以外する事のない男は、何の考えも無く、孫の結婚式に出席しますが、
家族のイベントを今までした事無い男が、突然現れた事にびっくりし、
過去の経緯もあって、妻や娘は男を罵倒します。
「家族を食わせる為に毎週60時間も走り回ってたのに・・・」そんな男の言葉が空しい。
そんな所で、簡単な仕事と言われた運び屋を、持ち掛けられ、始めてしまうのです。
私は、人は目標か夢が無ければ生きられないのではないかと、最近ちょっと思います。
この男も90歳になるまで、真面目に働き、自分が信じた信念で生きてきました。
映画の最後は、ぜひ見て頂きたいので、内緒にしますが、
私は、この男の人生は、間違っていなかったと思います。
ただ、人はその長い人生が、本当に幸せだったのかを、いつか気付けるのでしょうか。
人生100年時代。老後や定年後の方が、重要な人もいるかもしれません。
100年時代だからこそ、自分の人生をある時、見直す事も重要なのだなと感じた映画でした。
そして、エンディング曲が、トビー・キースの”Don’t Let The Old Man In” なんですが、
これまた最高なんですよ‼ Youtubeでも見れますが、久しぶりにitunes Storeに駆け込みました。
「運び屋」の映画内日本語訳ですが、
・・・立ち上がって外に出よう、老いを向かい入れるな・・・
・・・妻に愛をささげよう、友人のそばにいよう、日暮れにはワインで乾杯しよう・・・
・・・老いを向かい入れるな・・・
という歌詞が流れます。ストーリー、配役、音楽と3つがそろった、
素晴らしい映画だと思います。
画像 Gabriele SchneiderによるPixabayからの画像 お花はデイリリー
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