私のブログは、遊んでみて面白かった趣味を紹介するページなのですが、
読書も、多くの人が趣味にしている事もあり何か記事にしなきゃな~と
思っていたのですが、そもそも遊んでばかりの私にとって読書をする時間は、
旅行や遠出する時の電車の中という極々限られた時間しかなく、
趣味として話題に出す事すら、おこがましいのですが、
酒飲み時の会話のネタになる本であれば、とっても楽しいので、
むしろ紹介してもらって頑張って読みたいぐらいです(飲み会の前に余裕をもって^^;)
そんなことで、記念すべき1本目を紹介します。が、!!!
いきなり政治ネタの本なんてと、突っ込みどころ満載の1本目になってしまいました。
講談社+α文庫の 裏切りと嫉妬の「自民党抗争史」です。
今ブログを書いている時は、自民党総裁選間近のタイミングなので、気になる方も
いるかもしれませんが、この本は、政治政策や国家観とか難しい話は全く無く、
ただただ、男対男、腹黒対腹黒の抗争について書かれている。
本の内容は、まさに「半沢直樹」的な金と派閥と権力争いの内容で、
これが、フィクションではなく本当の話なのだからとっても面白いです。
大きな上場会社でも、町の中小企業でも、もしくは町内会などでも、なぜか発生する力関係。
ずいぶん昔に、接待するはずのお客さんに気遣いするより、
接待している上司のお付きの人の方が多かった会社を見た時は、びっくりしたものです。
内容をもう少し詳しく話すと、吉田茂vs鳩山一郎の様な古い話から、
安倍晋三vs岸田文雄、石破茂、菅義偉。小泉純一郎vs橋本龍太郎。
などの13の対決が記載されています。
~第四章 田中角栄vs福田赳夫から ~
年齢では福田が13歳年長になるが、政界での当選歴では田中が二期先輩。
経歴面ではるかに劣る田中だが・・・終始「自分の方が先輩で格上だ」という自尊心を抱いていた。
・・・福田が焦るのを知りつつ、田中は福田にゴルフ対決を提案する。多数の報道陣にも声を掛け
グリーン上で勝負を取材させた・・・若さにものを言わせて・・・それが田中の狙いで、若さを改めて
国民にアピールしたのであった・・・。
なんて事が書いてあります。
実は、私は政治にはあまり興味が無かったのですが、この本を読んで少し政治に、
というか、政治という人間ドラマに興味を持ちました。
現在総裁候補が4人立候補していますが、知らなければ、みんな同じ、何も変わらないと、
思っていたかもしれませんが、派閥やら生い立ちやら過去の言動を意識するようになってしまい、
4人が4人個性強すぎ!と今流行りの「鬼滅の刃」の柱とは言わないまでも、
誰が総裁になるのかで、全く違う日本になるのかなと、
ちょっと思いを馳せる事が出来るようになりました。
今日、薬をもらいに薬局に行った時、受付のお姉さんが、どう見ても新人の薬剤師さんに、
「ねぇ〇〇君。計算する時に暗算するのやめてよね!どうせ間違えるんだから計算機使ってよね」
と、怒られているのを見かけました。
いやいや、暗算できる新人凄いだろ!と思いましたが、
人間みんなマウントを取りたがるものなんだ・・・と自分を納得させ、お姉さんに、
ニコリと笑顔を返して帰る事が出来ました。
あれ?何の話でしたっけ。
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