映画を観るのが好きと言う人の中に、「映画を観て色々勉強になるから」と
答えられる方が、意外といらっしゃるなぁと思います。
日本で静かに暮らす私も含めた多くの人が、知らない世界や裏側を理解するのに、
映画を観る事で容易に理解できるようになる事も多いかなと思います。
まさに以前紹介した、「ブラッドダイヤモンド」 や 「マネーショート」などですね。
そんな勉強熱心な方や、海外事情について気になりだした人にご紹介したい1本が、
今回紹介する「キャプテン・フィリップス」になります。
海外からの輸入に頼る日本は多くの物資を海を使って、コンテナ船で海上輸送しています。
でも、ある特定の地域(ソマリア海域)にはそれを狙う海賊が出るんです!
海賊って! えーワンピースじゃん! なんてのんきな話ではありません。現在の海賊は、
マシンガンで武装し、生きるために命を懸けて輸送船を襲う凶悪な人達です。
そんな海賊に襲われた輸送船の船長(トム・ハンクス)と乗組員の奮闘。
そして、NAVY SEALsの完璧な作戦遂行がストーリーの、実話を基にしたサスペンス映画です。
結構初めからハラハラする映画で、しっかり観る準備をしてみて頂きたい^^
そして、やっぱりトム・ハンクスは凄いです。
彼が出演するとどんな映画でも名画に代わってしまうぐらい素晴らしい演技です。
(けっしてこの内容が悪いわけではないです・・・)
多くの映画監督がトム・ハンクスを主演に選ぶ理由がわかります!
トム・ハンクス特集をブログにしようかなとか思っちゃいます。
ですが、私はもう一人。
海賊のリーダー「ムセ」役のバーカッド・アブディが凄いと思います。
演技なのか素なのか、本当にわからなくて、この人どう見ても現地の人だよね?
と思う位のリアルな風貌をしています。
案の定、英国アカデミー賞 助演男優賞をこの映画で受賞しています。
彼は、ソマリア系アメリカ人でれっきとしたアメリカ人で、
俳優だけでなく映画プロデューサーなんかもしているそうです(Wikipedia参照)。
アメリカは人材豊富だなと感心してしまいます^^
少し真面目な話ですが、日本は輸入に食料をはじめとした多くの物資を依存しています。
海に囲まれてるから魚食べればいいじゃんと思ってた時期もありますが、
魚と肉では断然魚の方が高い。しかも、最近は魚が取れないそうです(釣りでも坊主が多い)。
国際社会や国際情勢に目を向けなければいけないんだなと思う事も多く、
そんなきっかけになった映画でした。話題にできる映画かなと思いました。
よし!今日は地球儀で思いを馳せながら、ラム酒でも飲もうかな!
(いや、ラム酒はカリブ海周辺ですけど^^;)
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